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起業家コラム

起業は実行力で圧倒的な差が生まれる?

本当にやりたいことをやる

世の中には、勤めている会社に不満を抱き、「辞めたい」と思いながらも定年退職まで働き続ける人がたくさんいます。毎日、満員電車に揺られ疲れきったサラリーマンを見ていると、「この人は何のために生きているのだろう?」と不思議に思うことも多々あります。
一度しかない人生、貴重な自分の時間を“本当はやりたくないこと”に捧げて後悔しないでしょうか。
世界には最初からやりたいことを追及するため、会社には勤めず起業をした人がたくさんいます。しかし、「働かされている」現状に不満を抱き、一念発起した起業家がたくさんいることもまた、事実です。

 

できない理由ばかり考えていないか?

元株式会社ライブドア代表取締役CEOのホリエモンこと堀江貴文氏は東京大学在学中に23歳で、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を立ち上げていますが、
『本当に、暇な人ほど、「できない理由」ばかり挙げて、何もしないでいる。
しかし、うまくいく人は、「やるか」「やらないか」。それだけなのだ。』と語る。
現状に不満がありながらも、そこから抜け出そうとしない人は
「家族がいるから仕事は辞められない。」「高年齢で転職や起業なんてできるわけがない。」
などと、できない理由ばかりを並べ、現状維持を自ら選択しているのです。結局のところ、“変わらない毎日”が一番居心地がいいのでしょう。

 

言い訳をしていないか?

このような事象を見事に一刀両断したのがベストセラーで、アドラー心理学が改めて注目されるきっかけとなった『嫌われる勇気』です。本書では何年も自室にこもりっきりになっている男のエピソードが出てきます。彼は外に出たいし、仕事もしたいと願っているのですが、部屋を出ようとすると不安や手足の震えに襲われてしまいどうしても外へ出ることができません。(以下抜粋)
『一般的には「引きこもりになる原因」があって、「外に出られないという結果」につながったと考えがちだが、アドラー心理学では、「原因」、つまり言い訳を一切認めない、「外に出たくない」という目的が先にあって、そのために「不安という感情を作り出している」と考える。
要するに、できない言い訳を用意することで、自分が傷つかないで済ませようとしているというわけだ。』
「会社を辞めたいと思いながらも、そこに留まり続ける人」にも同じことが言えるのではないでしょうか。
つまり、何か出来ない理由を自分以外の外的要因ばかりのせいにして自らを縛り付けているのです。本当に変わろうと思えば、今すぐにでも全てを変えることができるのに…。

 

起業はバンジージャンプのようなもの

堀江氏に言わせれば会社を辞め、起業をするように今までやったことがないことに挑戦するのは、“バンジージャンプと同じようなもの”。
『バンジージャンプをするのに、特別な能力など何一つ必要ない。ロープを巻いて、ただ飛び降りるだけだ。』と言います。
言われてみれば、確かに会社を辞め起業をすることはとても簡単なことのように思えてこないでしょうか。踏み台から一歩足を出せるか、出せないか、それだけのことなのです。
様々なしがらみで新たな一歩を踏み出せないようにしているのは、他の誰でもない、自分自身なのかもしれないですね。

 

挑戦に遅すぎることはない

この世の中で、最も貴重な資源は誰にも平等に与えられた“時間”です。言い訳や愚痴を言って、資源を浪費することは簡単です。しかし、他人に自分の時間を操られたまま、一生を過ごして本当にいいのでしょうか。
もしあなたが「変わりたい」と真に思っているのであれば、何に挑戦するにも遅すぎるということはありません。「やる。」と決めたら、バンジージャンプを跳ぶように、まずは一歩踏み出すことで必ず何かが変わります。後は、死ぬ気で努力をするかしないか、・・・これもまた自分次第なのです。
人間とは不思議なもので、プライドも捨てがむしゃらに頑張っている人を見ると応援をしたくなるものです。会社を辞められないことや、起業を躊躇する理由に「お金がない」ことを挙げる人は、まずは応援してくれる人を集めることから探すとよいでしょう。

 

「やる。」か「やらないか。」それが全て

『困った時に、誰かを頼るのは恥ずかしいことではない。だが、ただ「助けて欲しい」とすがるのは間違っている。頼る代わりに、いくらでも相手に尽くすことはできるはずだ。それは、相手が興味を持ちそうな情報を話すことかもしれないし、雑用を手伝うことかもしれない。あういは、たんに冗談を言って面白がらせることかもしれない。』
起業家の中では間違いなく、トップクラスの大成功を収めた堀江氏ですらこのように語るのです。相手に返すものは、形があるものでなくてもいいのです。もし、今の自分には誇れるものが何もない、と思うならばこれから必死に新聞を読んだり、ネットニュースを隅から隅まで読むことから始めてみることをお勧め致します。

情報は誰しもが、簡単に手に入れることができ身近ではありますが、大きな差がつく財産です。
ここまで読み、すぐに立ち上がり実行に移せるか、それとも頭の中でいつものように言い訳を考えてしまうのか…、その小さな選択の積み重ねこそが、人生を変える大きなきっかけとなることは間違いないでしょう。
「やる。」か「やらないか。」それが全てです。

参考『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』堀江貴文著、SB新書、2016年4月
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎・古賀史健、ダイヤモンド社、2014年9月

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