column

起業家コラム

人はなぜ月に行けたのか?

2016年12月に「2016年度新規開業実態調査」が、日本政策金融公庫総合研究所から公表されました。
これは、2015年4月から2015年9月までに日本政策金融公庫国民生活事業が融資した企業のうち、融資時点で開業後1年以内の企業8,145社を対象に行った無記名アンケートの結果報告でした。
ちなみに、アンケート回収数は1,967社で回収率は24.1%とのことです。

そのアンケートの中に、「開業動機」(複数回答可)という項目がありました。

結果は
1位 自由に仕事がしたかった
2位 仕事の経験・知識や資格を生かしたかった
3位 収入を増やしたかった



最下位 適当な勤め先がなかった
でした

みなさんの開業動機はいかがでしょうか?

さて、本題に入ります。もう10年以上前に出席したセミナーのサブタイトルに

 

【人はなぜ月に行けたのか?】

とういう言葉がありました。

月に行けた要因は次の3つだと言われています。

 

①月に行こうという『明確な目標』を持ったこと
まず、月に行こうと思わない限り月に行くことはできません。

 

②月に行くための『方法論の具体化』をしたこと
月に行くための具体的な方法論(アクションプラン)が必要になります。
いつ・誰が・何を・どのように・・・行動するのかを具体化します。

 

③到達過程での『軌道修正が的確』であったこと
過程で発生する様々な障害や予期せぬ出来事に対して、的確に軌道修正ができたこと。

 

この3つを経営計画に当て嵌めて考えてみましょうというのです。

 

起業家の方が事業計画を立てる時には是非、まずこの①を最初に考えてほしいのです。

事業計画・経営計画というと、まず
初年度の売上が○○円で・・・・
2年目の売上は初年度の○%増で・・・
という形になってしまいます。

確かに金融機関に提出する事業計画であればこれで良いでしょう。

しかし、起業家の方には自身の目標=【夢】を最終結果に据えた事業計画を考えてほしいのです。

 

その夢は、例えば
・30年後に預金○億円を貯めて引退して田舎でのんびり暮らす
・10年後に会社を上場する
当然ながら、人それぞれ、何でも良いと思うのです。

 

開業動機を思い出していただき、一度、自分は何のために起業したのかという【夢】を事業計画の最終結果においたシミュレーションをしてみて下さい。

 

①「目標」が決まれば、次の②「アクションプラン」を考えます。

上記例の「~~引退して田舎でのんびり暮らす」というのは私の友人が大昔に語った夢なのですが、

 

・30年後に個人の預金を○億円にするには、役員報酬を総額でいくら貰えばよいのか?
・今の役員報酬を毎年何パーセントずつ増額してゆけばよいのか?
・赤字を出さずに、毎年しっかりと役員報酬を取るにはどれくらいの売上が必要なのか?
・必要な売上を確保するには、必要なことは何か? 営業強化? 商品開発? etc・・・
・営業強化・商品開発・etc・・・の資金調達方法は?

 

このようにロジックツリーをイメージしてシミュレーションをしていくと、今必要な事項が見えてきたりすると思うのです。

また、もっと発展して

 

・自分の役員退職金はどうなるんだろう?
・当社は退職金規定はあったっけ?
・退職金の資金はどうする?
・退職金の資金として会社で節税商品保険に加入する?

 

などの問題点が発見できたりすることも・・・・

もし、興味がある方は是非、ご自身の【夢】の事業計画を考えてみて下さい。
もちろん、事業計画の基本「PDCAサイクル」もお忘れなく。

Copyright © 2017 市ヶ谷のコワーキングスペース|WAVE市ヶ谷 All Rights Reserved.