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起業家コラム

個人事業主が悩む!「どこまで経費にしていいの?」

多くの個人事業主が悩まされる“経費”計上の範囲。
一体どこまでが“経費”として計上できるのでしょうか?

文房具代などの細かい費用も積み重なれば、確定申告の際に支払う税額は大きく異なってきます。つまり、経費計上の範囲を正しく理解しているかいないかで、手元に残る収入に大きく影響してくるとも言えるでしょう。

ここでは、個人事業主の方が迷いがちな経費を、基礎からご紹介していきます。

経費計上の基本~全て領収書をもらわないといけないの?~

まず大前提となるのが、支払った費用が「事業に関わるものかどうか。」これが、経費計上の基本的な考え方となります。これは、「事業に少しでも関わるものであれば経費にできる」とも言い替えることができますね。

 また、経費にするためには領収書をもらわなければいけない、と考える方も多いかと思いますが必ずしも領収書をもらう必要はありません。事業に関わるものかどうかを判断するには、明細が載っているレシートの方がいいこともあります。
 
 「領収書もレシートも保管していない!」と内心ドキッとした方もご安心ください。「出金伝票」というものを作成すれば、経費にすることができます。
ネット通販でも100枚入り、¥190程で販売されているので、一つもっておくと良いかもしれません。

知って得する経費にできるもの!

 次に自宅家賃など「プライベートでも使っているから経費にできるなんて知らなかった!」となりがちなもの4つの費用についてご紹介します。

1. 自宅家賃

 事業用に自宅を使っている場合は、その事業に使っている面積に応じて自宅家賃も経費とすることができます。このように、プライベート兼事業用となっているものを使用している割合によって経費計上することを「家事按分」といいます。

2. 携帯代・インターネット代

これは多くの個人事業主が駆使されているものかと思いますが、私用の携帯として使っ
ていたものを仕事でも使うことになった場合、経費にできます。インターネット代金、Wi-Fi、
サーバ料金なども同様です。

3. 交通費など

仕事でバスに乗った際には経費にできます。SuicaやPASMOへのチャージ料金も同様
です。また、自動車を仕事で使っている際にはガソリン代や維持費も経費として計上できます。

4.食事代など

 人脈づくりや取引先の方とのパーティーに参加した費用、レストランで食事をした費用も経費にできます。食事代は、交際費や会議費などの科目で経費にできます。
参考:国税庁 交際費の範囲

間違って経費計上していませんか?~経費にできないもの~

 上記では経費にできるものをご紹介いたしましたが、個人事業主の方は経費の範囲が案外広いと思われた方もいらっしゃると思います。しかし、なんでもかんでも経費計上できるいうわけではありません。ここでは、「間違いやすい!経費計上できないもの」についてご紹介いたします。

1. スーツ

スーツは金額も高価なものが多く、経費になってほしい!と考えられる方も多いかと思いま
す。確かに、「事業に少しでも関わるものであれば経費にできる」という大前提はクリアしていますので、経費になりそうな気もしますよね。ここで、経費計上のもう一つ大事なポイントは「普段も使うことがあるかどうか」ということです。スーツなどの衣服は特に、「普段も着ることがある」という理由で経費としては認められにくいのが現状です。
 

2.スポーツクラブの会費

 会社の役員の方は、経費にできることも多いスポーツクラブの会費ですが、個人事業主の場合には「福利厚生という概念がない」ため、経費計上できません。

3.健康診断や人間ドッグの費用

 こちらも上記同様、福利厚生という概念がないため、プライベートな支出とみなされます。

まとめ

 いかがでしたか?経費計上できるもの、できないものをご紹介してきましたが、大事なポイントは二つです。
1. 事業に関わるものかどうか
2. プライベートでも使うものかどうか
以上の点を意識し、もれなく経費計上し、手元に収入がより多く残るようにしたいものですね。

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