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起業家コラム

起業家が知っておくべき指標!自己資本比率ってなに?

自己資本比率

自己資本比率とは、決算書の貸借対照表でいう純資産のことで、資本金と会社設立から現在までの利益の合計額です。
その自己資本(純資産)が総資産に占める割合を自己資本比率といいます。
会社の資産が十分かどうかによって経営の選択肢を広げたり、狭くしたりします。

自己資金が十分にあれば積極的に事業拡大ができる資金があることを意味します。
自己資金が不足している場合は、外部からの資金援助に頼らなくてはなりません。

会社の資金力は自己資本比率でわかります。
自己資本比率(%)=自己資本÷総資産×100

自己資本比率が小さいほど不安定な会社経営を行っていることになり、自己資本比率が高いほど安定し倒産しにくい会社となります。
自己資本比率の増加は他人資本の減少、つまり「借入金の減少」を意味します。

借入金に依存した資金繰りの状況から抜け出すことにより経営は安定して倒産しない会社となります。
反対に自己資本比率が小さく借入金に依存した会社は資金繰りが厳しく、倒産して返済ができない可能性も考えられるため信用されず、資金調達が厳しくなります。

では自己資本比率がどのくらいなら倒産しない会社といえるのでしょうか?

業種によって平均値は変わるので一概には言えませんが、一般的に自己資本比率が50%を超えると倒産リスクのない優良企業と呼ばれ、40%以上であれば倒産しない企業と判断されます。
建設業・製造業・卸売業等に比べると小売業は自己資本比率が低い傾向にあります。

ちなみに中小企業は15%前後が自己資本比率の平均と言われています。
中小企業の場合は、金融機関などから借入れに頼らざるを得ないケースが多くなります。
そのため、上場企業の平均値と比較すると中小企業の自己資本比率は低くなる傾向にあります。

会社の安全性を確認する時、貸借対照表がどのような構成になっているかに着目します。
貸借対照表は「バランスシート」とも呼ばれ、その言葉の通り「どれだけバランスが取れているか」という点が重要です。

自己資本比率を見ることでその会社の土台の強さがわかります。

もちろん土台が強いだけでは会社の成長はありませんが、少なくとも力強く成長していくためには重要なポイントになります。
会社の財務の安定性を示す指標である自己資本比率を高めれば対外的な信用を得ることができます。
 
みなさんの会社も実際の自己資本比率が低くないか、債務超過になっていないか、ぜひ確認してみて下さい。

 

 

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