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WAVE市ヶ谷@徳島県美馬市
今の時代は「地方でも起業ができる」「働く場所なんて関係ない!」という世の中。
静かな場所でいつもとは一味違った空間でお仕事してみてはいかがでしょうか?
※「WAVE市ヶ谷会員」に該当する方は、無料で乗入れすることができます。

3年の間空き家となっていた、築約150年の古民家をシェアオフィスおよびテレワーク用オフィスへとコンバージョンする第1期計画。建物は徳島県美馬市脇町の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「うだつのまち並み」に面することから、外観には手を加えずインテリアのみの改装を行うこととなった。

そこでデザインコンセプトを「 STEP 」と設定、室内に現れるさまざまなレベル差を生かし、多様な行為の誘発を試みることにした。まちに開かれたセミパブリックな場としての土間にはじまり、ミーティングコーナー、シェアデスクへとステップを上がるごとにプライベートな空間へと移行していく。

経年変化により風合いの増した漆喰壁は極力保存することとし、下部の劣化が激しかった箇所に対しては、新たに墨を混ぜ込んだ漆喰で仕上げている。また、ひときわ強い存在感を放っていたケヤキの框については、土間の面積を拡張した後に組み直し再利用している。床には県産材の杉を展開し、検討の末、框や柱、建具との調和を図るため茶系の染色を施すこととした。

美馬市脇町を代表する歴史的な通りに面していることもあり、改装中から近隣住民からの関心が高く、土間や立ち上がりで談笑する様子も見られた。
工事の最終段階では有志によるDIYワークショップを開催し、本棚やテーブルを製作した。

今後は2期、3期として水廻りの改装や2階の改装が予定されている。時とともに近隣住民、入居企業、行政担当者、移住者等多様な背景を持つ人々の思いがつながり、まちとの一体感が醸成されていくことを願っている。

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